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【有頂天家族】主人公『下鴨矢三郎』から辿る、チマヨ柄ベストのルーツ

2017/03/02

「さよなら絶望先生」「じょしらく」などで知られる『久米田康治』がキャラクター原案を担当したアニメ【有頂天家族】。
アニメ第二期の作成が決定し、今後もさらなる盛り上がりを見せることだろう。

今回ご紹介するのは、同作の主人公「下鴨矢三郎」が着用する黒いベスト
アメカジ好きな方ならピンときたであろうこの独特なベストについて、詳しく紹介していく。

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有頂天家族とは

有頂天家族

まずは、有頂天家族を簡単に説明しておこう。

本作は、小説家『森見登美彦』が原作の「たぬきシリーズ」第1部にあたる。
京都を舞台に、狸、天狗、そして人間が入り乱れ繰り広げられる、家族の絆を描いたハイセンスコメディドラマ。

キャラクター原案は『久米田康治』、アニメーション作成を『P.A.WORKS』、テーマ曲を『milktub』と『fhána』がそれぞれ提供し、話題となった。

 

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矢三郎が着用するベストの元ネタは?

有頂天家族2

矢三郎が着用するベストにあしらわれた、ひし形の柄は「チマヨ」と言うものだ。

「チマヨ」は、ネイティブ・アメリカンの伝統とパターンを織り込んだ模様で、アメリカ・ニューメキシコのチマヨ村を代表する工芸品として世界的に人気を博している。

この「チマヨ」の起源は 17世紀から18世紀初頭にかけて、メキシコから北上して来たスペイン系開拓者「オルテガ一族」に起源があるといわれている。

今回ご紹介するベストも、この「オルテガ一族」の名を冠したブランド『オルテガ(ORTEGA'S)』のベストが元ネタではないかと考えられる。

ベスト 後ろ姿

だが残念な事に、後姿を見る限り『ORTEGAS』のベストをそのままの形では利用していないようだ。

昔からの製法を守り続けるオルテガ社の製品とは

ここでは、「オルテガ社」の製品とはどのようなものかを説明していこう。

「オルテガ」の製品は、前述したスペイン系開拓者「オルテガ一族」と現地の職人たちが、アメリカ合衆国ニューメキシコ州チマヨで作成している。

羊毛を紡績したウールを手織りした「チマヨ・ブランケット」を素材に使い、昔ながらの製法で家内工業的に生産されたこれらの製品は、200年以上続く伝統文化であり、織り機や技術を先祖に対する感謝と誇りと共に、親から子へ、子から孫へと受け継いだ技術の結晶だ。

このような技法で生み出される「オルテガ社」の製品はとても頑丈で、さらに独特の風合いを持つ。

 

また、矢三郎のようにベースカラーがブラックのベストは、現地の店頭でもなかなか手に入らない限定生産品。
良い出会いがあった場合、クローゼットに加えていただきたい一品だ。

オルテガの着こなし方

ここでは、「オルテガ」をはじめとした「チマヨ柄ベスト」の着こなしについて説明する。

出典:WEAR

出典:WEAR

「矢三郎」と類似するコーディネートがこちら。
無地のTシャツに細身のデニムパンツ、足元にはクラシックなスニーカー。
矢三郎は足元はブーツとなっているが、主張が激しい柄でない限りどちらでも合わせることが可能だ。
薄着のときは、ベストをコーディネートの主役におき、服装にコントラストを持たせるといいだろう。

 

出典:WEAR

出典:WEAR

春や秋にかけて活躍するコーディネート。
シャツとベストの色にコントラストを持たせ、どちらかの色をソックスやシューズに差し込めば、統一感のあるアーバンなアメカジスタイルに。
チマヨ柄ベストは個性が強いので、それを利用し、小物使いで綺麗にまとめあげたい。

 

出典:WEAR

出典:WEAR

服装の主役に使うのもいいが、このようにアウターの下に入れることによりポイント的な使い方も可能だ。
この場合も小物の色使いを意識し、統一感のあるコーディネートを。

まとめ

いかがだっただろうか。

「オルテガ社」のベストは世界的にも希少なアイテム故、偽物も多く出回っている。
購入は信頼できる大手セレクトショップなどで行うと安心だ。

また、オルテガ社のサイトから個人輸入するこもできるので、利用してみるのもいいだろう。

 

アニメからつながるファッションのルーツはこの他にも沢山ある。

そういった知識を踏まえてアニメを見ると、普段とは違った楽しみ方ができるかもしれない。

 

有頂天家族の最新情報はこちら 

有頂天家族公式サイト

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©森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族」製作委員会

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